【徹底解説】学生向けクレジットカードの作り方|おすすめカード3選

「学生でもクレジットカード作れるの?」「収入0でも大丈夫?」と不安に感じている方はいませんか。今はクレジットカードは多くの学生が持つ必需品です。早いうちから作っておくと、さまざまなメリットが得られます。この記事では、学生向けクレジットカードの気になる知識や作り方、おすすめのカードを紹介します。まだクレジットカードをお持ちでない方は必見の内容です。
学生向けクレジットカードの基礎知識
クレジットカードを持っていない学生にとっては、いろいろと不安な点があるでしょう。まずはクレジットカードの基礎知識を解説します。
どのくらいの学生が持っているの?
一般社団法人クレジットカード協会の調査によると、大学生の61.1%がクレジットカードを所有しているという結果です。そのうち8割弱が本人名義のカードと回答しています。学生の半数は自分のカードを持っているので特別ではないと言えるでしょう。
何歳からカードを作れるの?
クレジットカードは満18歳以上であれば作れます。2022年4月に生年年齢が引き下げられたため、クレジットカードの申込年齢も変更されました。大学生・大学院生・専門学生・短期大学生はOKですが、高校生や高等専門学校生は申込できません。年齢制限があるクレジットカードもあるので、事前に確認しましょう。
収入0でも作れるの?
学生であれば収入がなくてもクレジットカードを作れます。学生は親の支援が受けられるため、本人が無収入でも一定の支払能力があると判断されます。ただし、過去にスマホ料金の滞納などがあると、審査が通らない可能性もあります。
親の同意は必要なの?
成年年齢の引き下げにより、満18歳以上であれば保護者である親の同意は不要です。ただし、現在も保護者の同意を必要とするカード会社もあります。保護者への同意確認は電話なので、申込のときに保護者の連絡先を入力する場合は注意が必要です。トラブルにならないよう、事前に伝えておいた方がベターかもしれません。
バイト先にバレない?
カード申込の事実がバイト先にバレることはありません。学生向けクレジットカードは、アルバイト先に電話をすることはほぼないです。ごくまれに勤務先への在籍確認も行われるケースもありますが、「〇〇さんは働いていますか?」と質問するだけで、カード会社であることや申込の事実は伝えません。
学生がクレジットカードを作る5つのメリット
「大学生活にクレジットカードは必要?」と疑問に思う方もいるかもしれません。学生のうちに作っておくと得られるメリットを5つ紹介します。
1.ネットショッピングやサブスクで使える
一つ目のメリットは、ネットショッピングやサブスクなどで使える点です。現在はほとんどのネットショッピングがカード決済に対応しています。振込や口座振替ができないケースも多く、わざわざコンビニで支払うのも面倒です。定期的に利用するサイトであれば、クレジットカード情報を登録することで毎回番号などを入力する手間も省けます。動画や音楽、ゲームなどのサブスクやアプリも支払いできるので便利です。
2.ポイントがたまる
クレジットカードの支払いでポイントがたまるのは大きなメリットです。ほとんどのクレジットカードは、支払金額に合わせてポイントがたまります。1回払いは手数料が発生しないので、現金で購入していたものをカード払いにするだけでポイントがお得です。クレジットカードから電子マネーへのチャージで、ポイントを二重取りできる方法もあります。
3.公共料金が支払できる
クレジットカードは、買い物だけでなく公共料金の支払にも使えます。家賃や水道、電気、ガス、スマホ、インターネットなどは毎月かかる固定費です。口座振替で支払するよりも、クレジットカード払いにした方がポイントをためることができます。月7万円支払っている場合は年間で84万円となり、還元率1%のクレジットカードであれば8,400ポイント獲得できます。
4.クレジットヒストリーが育つ
若いうちにクレジットヒストリーを育てることは将来のために大切です。クレジットヒストリーとは通称「クレヒス」と呼ばれ、クレジットカードやローンの利用履歴を意味します。クレヒスがないよりも良好なクレヒスがある方が、金融機関の信頼度は高いです。学生のうちからちゃんと利用・支払をしていれば、将来新たにクレジットカードを作ったり、大きなローンを組んだりする際に役立ちます。
5.金欠のときに便利
クレジットカードがあれば、金欠のピンチを乗り切ることができます。コンビニやスーパー、ドラッグストアなど、さまざまなお店でクレジットカード払いに対応しています。仕送りやアルバイト代が入る直前で、どうしても現金がないピンチでも大丈夫です。ただし、その後の支払いがあることは忘れないようにしましょう。
クレジットカードを作るときに必要なもの
クレジットカードの発行には、口座情報がわかるものと本人確認書類が必要です。口座はカード利用代金を支払う自分名義の口座となります。金融機関名、支店名、口座番号が分かる通帳もしくはキャッシュカードを準備しましょう。本人確認書類には以下があります。
運転免許証
健康保険証
マイナンバーカード
パスポート
住民票や印鑑登録証明書
在留カード
いずれも有効期限内であることが必要です。現住所と本人確認書類が異なる場合は、公共料金の領収証などを求められる可能性があります。
クレジットカードを作る5つステップ
必要なものを準備したら、いよいよ申込です。クレジットカードを作るまでの5つのステップを順を追って解説します。
1.申込フォームへ入力
作りたいカードが決まったら、公式サイトの申込フォームへ必要事項を入力します。クレジットカードはネット申込がメインで、24時間いつでも申込可能です。名前、生年月日、住所、電話番号、メールアドレスなど誤りがないようにしましょう。
2.銀行口座を指定
次に振替する口座を指定します。準備している通帳やキャッシュカードを確認して入力してください。金融機関コードや支店コードの入力を求められる場合もあります。分からない場合はネットで調べましょう。
3.本人確認書類をアップロード
銀行口座を指定したら、本人確認書類を提出します。スマホで撮影してアップロードする方法が多いです。対象となる書類は会社によって異なるので、事前に確認しておきましょう。運転免許証があれば間違いありません。
4.審査結果を確認
審査結果が指定したメールアドレスに通知されます。結果までに数日かかるケースもあれば、数分で結果が分かるものもあります。少しでも早く使いたい方は、発行までの日数を確認しておくとよいでしょう。
5.カード受取
審査が無事に通れば、後日郵送でクレジットカードが手元に届きます。カードは本人限定郵便で届くので、本人以外が受け取ることはできません。自分の都合に合わせて指定しておくとよいでしょう。
クレジットカード利用にあたっての注意点
クレジットカードは便利な反面、むやみに利用すると大変な事態になりかねません。ここでは利用にあたっての注意点を説明します。
リボ払い・分割払いは使わない
リボ払いや分割払いは、できる限り使わないようにしましょう。クレジットカードの支払方法には1回払い、リボ払い、分割払いなどがあります。分割払いとリボ払いは手数料が発生するので危険です。毎月の支払額は小さくなるので、これなら大丈夫と油断しがちですが、いつの間にか残高が積みあがってしまいます。基本的に1回払いに限定し、自分の支払可能な範囲でクレジットカードを利用するのが賢い使い方です。
クレヒスに傷をつけない
自分のクレヒスに傷をつけては絶対にいけません。クレジットカードやローン、スマホ代金など延滞してしまうと、クレヒスに一定期間傷がついてしまいます。一回傷がつくと、新たなカードを申し込んだりローンを申し込んだりするときに、審査がNGとなるかもしれません。支払できないほど利用するのはもちろん、うっかり残高が不足して延滞しないように、口座残高には気をつけましょう。
カード管理は徹底する
クレジットカードの管理は徹底しましょう。カード自体の管理はもちろん、カード情報だけでも悪用されるので注意が必要です。
カードの貸し借りはしない
暗証番号を教えない、分かるようにメモしない
見知らぬウェブサイトでカード情報を入力しない
どれだけ気をつけても、カード情報を抜き取られる可能性はあります。定期的に利用明細をチェックして、心当たりのない支払がないか確認しましょう。
学生がクレジットカードを選ぶ3つのポイント
ここまで読んで「どんなクレジットカードを作ればいいの?」と疑問に思っている方もいるでしょう。ここからは、学生がクレジットカードを選ぶポイントを3つ解説します。
1.年会費
学生向けであれば、年会費無料のクレジットカードを選びましょう。年会費は無料から数百円、なかには数万円かかるカードもあります。日常で利用する分には年会費無料のカードで十分です。ただし、初年度のみ無料で2年目以降は年会費がかかったり、一定額の利用がないと無料にならなかったりするカードもあるので注意しましょう。
2.発行までの時間
すぐにクレジットカードを利用したい方は、発行スピードもポイントです。ネット申込をしてから審査に数日、カードが郵送されるまでにさらに数日かかるカードがあります。審査時間が数分など即決するカードはその分発行が早いです。どうしてもすぐにネットで使いたい方には、スマホ上で使えるバーチャルカードをおすすめします。
3.ポイント還元率
おトクにカードを使いたい方は、ポイント還元率が高いカードがよいでしょう。年会費無料のカードであれば、ポイント還元率が1.0%以上あればお得なカードといえます。カードによっては、特定のお店やネットショップでさらにポイント還元されるサービスも多いです。自分がよく使うお店と提携したカードであれば、効率的にポイントをためられるでしょう。
学生向けおすすめカード3選
ここまでの内容を踏まえ、学生の方におすすめのカードを3枚紹介します。きっと欲しいカードが見つかるはずです。
1.三井住友カード(NL)
三井住友カード(NL)は、還元率の高さが魅力のカードです。対象のコンビニや飲食店でスマホVisaタッチ決済を利用すると、最大7%の還元があります。学生であれぱ、サブスクやスマホの代金の還元率がUPする学生ポイントも魅力です。年会費は永年無料で、ナンバーレスカードは最短10秒で発行されます。
年会費・永年無料発行スピード・ナンバーレス:最短10秒・番号あり:約1週間で到着ポイント還元率・0.5%~7.0%特長・対象店舗のスマホVisaタッチ決済で還元率最大7%・学生はサブスクやスマホ代金の還元率がUP公式サイト三井住友カード(NL)
2.JCBカードW
JCBカードWは、申込年齢が39歳までの若年層向けカードです。年会費は永年無料で、ポイントが通常の2倍還元されます。Amazonやスタバ、セブンイレブンなど、学生がよく利用する店舗でのポイント優遇がある点もメリットです。ナンバーレスカードであれば最短5分で利用できます。
年会費・永年無料発行スピード・ナンバーレス:最短5分・番号あり:約1週間で到着ポイント還元率・1.0%~5.5%特長・Amazon、スタバ、セブンイレブンでの還元率UP・女性向けにJCBカードW plus Lもあり公式サイトJCBカードW
3.楽天カード
楽天カードは、楽天ポイントがたまるカードです。年会費は永年無料で、楽天市場や楽天グループでの利用と相性バツグンです。楽天カードから楽天Payにチャージして利用すれば1.5%の還元があります。さまざまなサービスが受けられる楽天学割も魅力です。
年会費・永年無料発行スピード・約1週間で到着ポイント還元率・1.0%~特長・楽天市場での還元率は最大15.5倍・楽天カードから楽天Payへのチャージで還元率1.5%公式サイト楽天カード
まとめ
学生向けクレジットカードのメリットや注意点、おすすめのカードを紹介しました。クレジットカードは学生でも収入ゼロでも作れ、さまざまなメリットがあります。支払いや管理をしっかり行って、クレヒスに傷がつかないようにしましょう。ただ、学生はキャッシング枠が設定しにくいのが弱点です。どうしてもお金が必要と悩む方には「クレジットカード現金化」という手段があります。キャッシングができないカードでも、現金を手に入れることができるので非常に便利です。興味のある方は、こちらの記事も合わせてお読みください。

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